公開日 2026年10月01日
改定の内容
現行の料金から55%増の改定を行います。
なお、改定に伴う急激な負担を緩和するため、令和9年2月使用分(令和9年4月請求分)から、現行より15%増の改定を行い、その後、段階的な改定を行います。
1段階 令和9年2月使用分以降 現行から 15%増
2段階 令和10年2月使用分以降 現行から 35%増
3段階 令和11年2月使用分以降 現行から 55%増

今回の料金改定では下水道使用料の改定はありません。
新しい料金表
新しい水道使用料金は令和9年2月使用分(令和9年4月請求分)から適用となり、下の表のとおりとなります。
水道使用料金は、基本料金と超過料金(10㎥を超える分)ならびにメーター使用料を加えて計算します。また、合計金額に10円未満の端数があるときは、その端数を切り捨てます。
料金改定の背景
1.水道料金収入の減少
水道事業は独立採算制の公営企業会計で、お客さまの水道使用料金(給水収益)を主な収入源とし、施設の整備・維持管理の運営を行っています。
これまで本市の水道使用料金は、消費税率の改定を除き合併後の平成18年度に旧町村で異なっていた料金を統一してから20年間改定をせずに据え置いてきました。
しかし、人口減少や節水機器の普及などにより使用水量が減少していることに加え、物価高騰による維持管理費用の増加や施設・管路の老朽化による更新費用が増加しており、令和5年度からは純損失(赤字)となっています。
現状の料金水準では、純損失(赤字)は今後拡大し、令和11年度には資金不足が発生する見込みです。

2.施設の更新・耐震化
浄水施設やポンプ場など、過去に整備した施設や管路は老朽化が進んでおり、順次更新が必要な状況です。
また、老朽管による漏水も多発しており、地震などの自然災害に備えた管路の耐震化を計画的に進めていく必要があります。
このような中、安定した事業運営を行い、施設や管路の更新・耐震化を進めていくためには、料金の改定が避けられない状況です。
水道使用料金の改定により、水道をご利用の皆さまには、ご負担をお願いすることになりますが、今後も施設や管路の更新・耐震化に取り組み、安定的で持続可能な水道サービスを提供してくため、ご理解とご協力をお願いします。
水道使用料金の計算方法
水道使用料金は「基本料金」+「超過料金」+「メーター使用料」で計算します。
例えば、使用水量が20㎥でメーターの口径が13mmの場合、令和9年2月使用分(4月請求分)からの料金は次のとおりとなります。

【計算方法】
①基本料金 1,201円 + ②超過料金 1,610円 + ③メーター使用料(口径13mm) 64円 = 2,870円(10円未満切り捨て)

また、使用水量とメーター口径は、検針票やお知らせハガキで確認することができます。

【料金早見表はこちら↓】
水道料金早見表(令和9年2月使用分から令和10年1月使用分まで)[PDF:188KB]
上下水道使用料金計算シュミレーション
メーターの口径サイズと使用水量、下水道の使用状況を入力していただくことで、水道使用料金ならびに下水道使用料の試算ができます。
【計算ツールはこちら↓】
https://www.city.yoshinogawa.lg.jp/test/calcwater.html
水道使用料金の改定に係るQ&A
Q1.料金の改定はどのように決まりましたか?
A1.本市では、水道事業が取り組むべき今後10年間の具体的な施策目標などを示した基本計画「吉野川市水道事業ビジョン」と、将来にわたり水道サービスを安定的・持続的に提供するための中長期的な基本計画「吉野川市水道事業経営戦略」を策定し、事業運営を行ってきました。
令和6年度から令和7年度にかけて計画の見直しを行い、令和令和7年2月から11月にかけて、大学教授、税理士、商工会、婦人団体連合会などで構成される「吉野川市上下水道事業経営審議会」を計4回開催し、令和8年3月に「吉野川市水道事業ビジョン・経営戦略」を新たに策定しました。
本審議会では、令和7年2月14日に市長から「水道使用料金改定の必要性について」の諮問があり、慎重な審議を経て、「水道使用料金の改定を実施する必要がある」との答申が市長へ提出されました。
この答申と本市の水道事業の現状を踏まえ、令和8年6月議会において「吉野川市上水道給水条例」の一部を改正する議案を提出し、審議の結果、可決されました。
Q2.なぜ使用料の改定が必要なのですか?
A2.本市の水道事業は、人口減少と節水機器の普及などにより水需要が減少しており、それに伴い水道使用料金収入も減少していることもあって、令和5年度から2年連続で純損失(赤字)を計上しています。
現行の料金水準では、純損失(赤字)は今後も拡大し、令和11年度に資金不足が発生する見込みです。将来にわたって安定的に給水を行い、また、老朽化した施設の更新や管路の耐震化を継続的に実施するためには、財源を確保することが必要となります。
Q3.これまでの料金改定はいつですか?
A3.本市の水道使用料金は、合併時に旧町村時の料金体系をそのまま引き継いだことから、旧4町村で異なっていました。
その後、平成18年4月1日に料金を統一し、以降、平成26年4月1日から消費税が5%から8%に改定されたときと令和元年10月1日から消費税が8%から10%に改定されたときの消費税改定に伴って、2回の改定を行っています。
Q4.今回の料金改定により、下水道使用料金も値上がりますか?
A4.今回の料金改定は「上水道の使用料」のみが対象であり、「下水道使用料」の改定は対象ではありません。
Q5.今後も使用料は上がるのですか?
A5.今回の料金改定では、急激な負担の増加を緩和するために、段階的に改定を行います。令和8年3月に策定した「吉野川市水道事業ビジョン・経営戦略」では令和12年度までの5年間は改定しないと予定しており、令和13年度に料金改定することで投資・財政計画を策定しています。
Q6.これまで経営改善の取組を行いましたか?
A6.水道事業として実施してきた効率化の取り組みとして、民間事業者に業務委託しています。上下水道使用料金の徴収業務を民間事業者に包括委託することで、人員の削減を図り、業務の効率化を推進するとともに、民間ならではのノウハウを活用することで収納率の向上・安定化を実施しています。
また、地下漏水箇所を漏水調査で特定し、迅速な修繕を実施しています。これにより、水道水の無駄を抑え、運転経費の削減に努めています。
これからも将来にわたり安定的で持続可能な水道サービスを提供できるよう、引き続き、経費の削減や経営の効率化に取り組んでいきます。
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