公開日 2026年04月01日
Ki-Daの給水機を公共給水スポットとして活用する提言について
1. 背景・目的
近年、熱中症対策やプラスチックごみ削減の観点から、誰でも利用できる給水スポットの整備が求められています。吉野川市においても、市民や来訪者が気軽に水分補給できる環境づくりは重要です。
そこで、既存施設であるコワーキングスペースkidaの給水機を「公共給水スポット」として活用することを提案します。
2. 提案内容
kida内に設置されている給水機を、以下の条件で一般開放する
マイボトルへの給水を無料または低料金で提供
利用可能時間を明示(例:営業時間内)
外部からでも利用しやすい導線・表示の整備
市の公式マップやアプリへの掲載
3. 市民側のメリット
熱中症対策の強化(特に夏場)
ペットボトル購入の削減(環境負荷低減)
外出時の安心感向上
健康意識の向上
4. kida側のメリット
認知度向上(新規利用者の流入)
「地域に開かれた施設」としてのブランド価値向上
将来的な会員・利用者増加
CSR(地域貢献)としての評価向上
5. 市側のメリット
低コストで給水インフラを拡充可能
既存施設活用による効率的な行政施策
SDGs(特に環境・健康分野)への貢献
民間連携モデルの成功事例として展開可能
6. 実施に向けた検討事項
水道料金や維持費の負担分担(市の補助など)
利用ルール(衛生面・混雑対策)
表示・案内サインの整備
他施設への横展開の可能性
7. 将来展望
本取り組みをモデルケースとし、市内の公共施設・民間施設へと給水スポットを拡充することで、「マイボトルで暮らせるまち吉野川市」を実現できます。
回答
公共給水スポットの設置につきましては、熱中症対策やプラスチックごみ削減のほか、市民が気軽に水分補給できる環境づくりとして有効な取組みと認識しておりますが、Ki-Daの給水機を公共給水スポットとして活用するに当たっては、いくつかの課題があると考えております。
現在、Ki-Daの給水機については、指定管理者の定期的な清掃・点検により、水道水を衛生維持し、コワーキング・シェアオフィスを利用される方のみに対して、紙コップで提供をしておりますが、公共給水スポットとして開放した場合、利用者が持参する容器の衛生状態を指定管理者が管理することは困難であり、汚れた容器への給水や不適切な保存方法による水質悪化、長時間放置された水の飲用など、給水後の取扱いに起因する健康被害が発生した場合の対処が課題となります。
特に、施設外に持ち出された水については、保存状態や飲用までの時間、容器の材質や清潔度など、コントロールできない要因により水質が変化する可能性があり、これらに起因する問題への対処がさらに困難となります。
これらの課題を踏まえ、市としましては、現在のところ、Ki-Daの給水機の公共給水スポットとしての活用は困難であると考えておりますが、他の自治体での導入事例や衛生管理手法、リスク軽減策などについて情報収集を行い、市民の皆さまの安全・安心を確保しながら、環境に配慮した公共給水スポットの設置について、引き続き検討を重ねてまいります。
担当部署 商工観光課
電話 0883-22-2226
