公開日 2026年03月05日
「スムーズ横断歩道」で歩行者の安全を確保
1.実証実験の目的
鴨島小学校周辺の市道は、通学路として多くの児童が利用していることから、区域を定めて最高速度30km/h以下の速度規制を実施する「ゾーン30」に設定されています。しかし、この区域を抜け道として速度を上げて通過する車両が多く見受けられていたため、車両の速度抑制効果が期待できる一方で、通過車両による振動や騒音などの影響が課題となる「ハンプ」に着目し、これらの問題を検証する目的で、ハンプの機能を併せ持つ「スムーズ横断歩道」の実証実験を行いました。
○ハンプとは?
・道路上に設けた凸部(コブ状のもの)で、車両の速度抑制のために設置するものです。
○スムーズ横断歩道とは?
・ハンプと横断歩道を組み合わせたものです。(横断歩道をハンプの平坦部に設置し、その前後に傾斜部を設置し
ます)
・横断歩道手前で速度を落とし、歩行者へ譲る運転を促します。
・路面を盛り上げることで、小さな子どももドライバーからも見つけやすくなります。

2.実証実験の調査結果(概要)
○交通量等調査(概要)
・東行き、西行きともに設置前より設置後の方が交通量が減少している。
・20km/h以上の車両の割合は、西行きが12.8%→0.8%と12%減少し、東行きが46.9%→8.9%と38%減少した。
・自動車の平均速度は、西行きが14.6km/h→10.9km/hに低下(-3.7km/h)しており、東行きが18.6km/h→13.6km/h
に低下(-5.0km/h)している。
・スムーズ横断歩道設置後、騒音レベルは若干減少し、振動レベルは設置前と同等であった。
○アンケート結果(抜粋)
・76%の方が「通行車両の速度が以前に比べ遅くなった。」と回答。
・65%の方が「横断歩道の前で停止する。」と回答
・86%の方が「スムーズ横断歩道設置により運転者の交通安全意識が高まったと思う。」と回答。
多くの方にスムーズ横断歩道の有効性を実感してもらえる結果となりました。
3.今後の取り組み
今回の調査とアンケート結果を踏まえ、関係各位が連携し、より効果的な交通安全対策の推進に取り組んで参ります。
※実証実験およびアンケートの詳細は以下のとおりです。
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