市長へのメール(令和7年3月2日受付)

公開日 2025年04月01日

鴨島東中学校の鴨島第一中学校への統合について

 東中学校と第一中学校の統合についてなのですが、私はずっと少人数指導のメリットを感じています。少人数指導のデメリットについては全くないと思っています。そして、東中学校が、中学校として利用されなくなった場合に、森山地区が衰退することを危惧しています。

 YouTubeのABEMATVで教育の無償化について議論する回で、
https://youtu.be/3IZLyhMjlsM?si=WPh5OGflwCFU377p「地域から学校がなくなることで、その地域は20年後、必ず滅亡する」ということを言っています。それは、自明だと思います。地域から人がいなくなりますから。地域を大切に考えれば、統合はあり得ない話だと思います。

 教育長がおっしゃるように、この学校を卒業して良かったと、子どもに思わせることも大切です。しかし、それは、東中学校で卒業することでも十分、可能です。むしろ、東中学校を卒業するほうが、「この学校を卒業してよかった」感じられると私は思っています。統合ありきで議論する意味がわかりません。そして、子どもたちが育っていく、私たちの地域を大切にすることも考えてほしいです。私たちの子供にとっては、育っていく町から人が離れていくことの方は、さみしくてつらいことです。合併することで、クラス替えができるとか、本当にどうでもよくて、関わる友達を大切にする教育を実現している今の東中学校の教育がベストです。

 また、東中学校のように地域に密着した教育環境の中で、地域の方々に育ててもらっている実感を子どもに感じてほしいです。13〜15歳は少人数の中で、身近にいる友達にリアルで関わりながら、他人を尊重する力を身に着けさせるのがベストだし、東中学校が実現してきた教育だと思います。統合する、合理的理由が全く理解できません。説明のないまま、アンケートされ、過半数に達したから合併とか、納得できるわけがないです。

 合理的理由を明確に示してほしいです。

 

回答

 ご意見をいただきました少人数指導のことにつきましては、鴨島東部地区小中学校のあり方検討委員会において鴨島東中学校が存続した場合、両校が統合した場合のメリット・デメリットを検証し、比較検討を行いました。

 双方の場合それぞれにメリット・デメリットはございますが、あり方検討委員会においては、中学校3年間は多くの仲間と出会い、多様な考えや価値観に触れながら切磋琢磨し、協働的な学びを通じて生徒一人一人の資質や能力を伸ばしていくことを鑑みると、中学校では一定の集団規模が確保されていることが望ましい教育環境であるとの結論に至りました。

 この統合につきましては、賛否両論あり、鴨島東中学校を存続させてほしいとの 声がある一方で、早く統合してほしいとの声があることも事実です。 市教育委員会では、あり方検討委員会からの提言や保護者アンケートの結果を重く受け止め、両校の統合方針を決定したところでございます。

 また、学校は地域コミュニティの核であることは承知しております。この度の統合により、鴨島東中学校は廃校となりますが、鴨島地区全体を1つの校区と捉えていただき、保護者や地域の皆様に学校運営に関しお力添えをいただければと存じます。 この度の統合につきましては、市教育委員会として子どもたちの将来を第一に考えた苦渋の決断でございますので、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

担当部署 
教育総務課学校再編準備室
電話 0883-22-2272

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TEL:0883-22-2203
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