独立行政法人国際協力機構(JICA)が発行する「ジェンダーボンド(ソーシャルボンド)」への投資について

公開日 2021年09月27日

 

 この度、吉野川市は、資産運用を通じた社会貢献と2015年に国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)達成への取組として、独立行政法人国際協力機構(以下「JICA」)が発行する「ソーシャルボンド(社会貢献債)」への投資を実施しました。

 

 「ジェンダーボンド(ソーシャルボンド)」の発行により調達された資金は、有償資金協力事業(新規及び実施中の事業)のうち、国際的なジェンダー事業分類基準に合致する事業(石炭火力発電関連事業を除く。):①ジェンダー平等(注1)・女性のエンパワメント(注2)を主目的とする事業(例:女性事業主向けの金融アクセス改善事業や女子教育)、②ジェンダー平等・女性のエンパワメント推進に資する要素を組み込んでいる事業(例:都市鉄道建設事業における女性専用車両、防犯カメラ、女性用トイレの設置)に活用されます。

 

 JICA債への投資は、開発途上地域の貧困削減・持続可能な経済成長支援を後押しする観点、また、地球規模の環境問題・社会課題の解決に貢献することで持続可能な国際社会づくりにつながるという観点から、サステナブルなESG投資としての性格・意義を有しています。

 

 JICAは、国際資本市場協会(ICMA)が定義を公表している「ソーシャルボンド原則」に適合したソーシャルボンドを国内市場で初めて発行した発行体であり、2016年9月以降、JICAが国内市場で発行する全ての債権はソーシャルボンドとして発行されています。加えて、2019年12月に改定された、日本政府の「SDGs実施指針改定版」の本文においては、「社会貢献債としてのJICA債の発行など社会的リターンを考慮するファイナンスの拡大の加速化が、SDGs達成に向けた民間資金動員の上で重要である。」として、SDGsを達成するための具体的施策のひとつとして位置づけられています。

 

 今後も、吉野川市はその公共性・公益性に鑑み、持続可能な社会の形成に向けた社会的責任を果たしていきたいと考えております。

 

 

 (注1) ジェンダー平等・・・1人ひとりの人間が、性別にかかわらず、平等に責任や権利や機会を分かち合い、あらゆる物事を一緒に決めることができること。

 

 (注2) 女性のエンパワメント・・・女性が社会で自らの潜在能力を発揮し、自己決定権を持って、人生を送る能力、あるいはそのような能力を身につける過程のこと。

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