新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための「緊急事態宣言」は、徳島県を含む全都道府県を対象としたまま、５月３１日まで延長されました。

　市民の皆様には、大型連休を含むこの１か月近くの間、不要不急の外出や県外との往来を控えるなどのご協力をいただき、また、本市の公共施設が軒並み休館となる中、様々なご不便をおかけしてきたところと思います。

　政府によると、感染者数の減少は十分なレベルとは言えないものの、終息へ向けた道を着実に前進しており、これからの１か月が正念場になるとのことです。

　市民の皆様には、これまでの取り組みを緩めることなく、その一方で「新しい生活様式」を身に付け、正しく恐れながら、少しずつ通常の生活に戻していただければと思います。本市の公共施設も感染防止対策を徹底した上で、順次再開してまいります。

　一日も早い終息と平穏な日常生活を取り戻すため、もうひと頑張りして、この困難を乗り越えましょう。

 

＜新しい生活様式の一例＞

 

〇 外出はマスクを着用し、遊びに行くなら屋内より屋外を選ぶ。公園なども、 すいた時間や場所を選ぶ。ジョギングやウォーキングも少人数で行う。

 

〇 人との間隔は、できるだけ２ｍ空けて、会話をする際は、できるだけ対面を避ける。

 

〇 買い物は１人または少人数で店のすいた時間に行い、レジでは前後にスペ ースを空けて並ぶ。

 

〇 食事の際は、対面でなく横並びで座って、料理は大皿でなく個々に。多人数での会食は避け、お酌や回し飲みはやめて、おしゃべりも控えめに。

 

〇 感染が流行している地域との行き来は避け、帰省や旅行も控えめに。

 

 

吉野川市長　　原井　敬