公開日 2026年08月20日
下水道は、家庭や事業所から排出される汚水を浄化処理し、河川や海へ放流する役割を担っており、衛生的で安全な生活環境を守る重要なインフラです。
しかし、近年は全国的に下水道管の老朽化・損傷による道路陥没事故が相次いでいるほか、使用者による異物の流入が原因で施設の機能に支障をきたす事例も発生しています。
このような状況を踏まえ、下水道施設を長期にわたり安全に維持・運用していくためには、使用者の皆様に維持管理の重要性をご理解いただくとともに、適切なご使用にご協力いただくことが不可欠です。
つきましては、下水道をご使用の皆様におかれましては、以下の事項に十分ご注意のうえ、適切なご使用をいただきますよう、お願い申し上げます。
一般家庭の皆様へ
- 台所のゴミは流さない。
台所から出る野菜くず、食べ残しあるいは天ぷら油等の廃油は、下水道管の詰まりや処理場の機能低下の原因となります。
- 水洗トイレには溶ける紙を。
トイレットペーパー以外、紙おむつやティッシュペーパー等は水に溶けないので流さないでください。下水道管の詰まりの原因となります。
- アルコールやガソリンを流さない。
揮発性の高い危険物を流すと下水道管の中で爆発したり、下水道管を損傷することがあります。
工場や飲食店など事業者の皆様へ
- 有害な物質を流さない。
有害な物質を流すと、下水道施設にさまざまな悪影響を及ぼします。強い酸性の物質はコンクリート製の下水道管を腐食させ、道路陥没を引き起こす原因となり、強いアルカリ性の物質は、処理場において汚水を分解する微生物の働きに影響を及ぼす恐れがあります。
- グリーストラップ(阻集器)は定期的に点検・清掃を。
飲食店や業務用厨房施設では、油脂や食品くずを多く含む排水が発生します。グリーストラップが適切に維持管理されていない場合、十分な機能を発揮できず、悪臭や害虫の発生、下水道管の詰まりの原因となります。また、下水道管に流れ込んだ油脂は冷えると固まりやすく、管の閉塞や下水処理の支障につながります。
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