公開日 2026年01月01日

新年あけまして、おめでとうございます。
吉野川市教育委員会 教育長の木屋村雅信でございます。
市民の皆様方には、健やかに新春を迎えられた事と存じます。
心よりお慶び申し上げます。
旧年中は、本市教育行政各般にわたり、深いご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
令和7年は、大阪・関西万博が4月から開催され、多くの国や地域の方が訪れ、活気あふれるイベントとなりました。本市でも、中学生の皆さんが遠足で訪れ、多種多様な文化や特色に触れ、学びや気づきを感じ、貴重な体験ができたことと思います。
また、吉野川市を舞台に撮影された映画「道草キッチン」が11月から上映され、多くの方に関心を持っていただけたことは、映画を通して吉野川市や地域の魅力を広く発信する大きな励みとなりました。私もこの映画に出演いたしましたが、この映画づくり、鑑賞を通して本市の魅力、素晴らしさを改めて認識することができました。
さて、昨年の吉野川市教育委員会の主な取組を振り返ってみます。
学校教育関係といたしましては、昨年9月より、市内全ての小中学校に新しいタブレット端末(クロームブック)が導入され、授業・学習支援アプリとして、MetaMoJi(メタモジ)、ミライシードが端末に設定されました。
そして、自ら学校訪問を通じて、その活用が積極的に進められている状況を確認することができました。例えば、授業において、教師が児童生徒のタブレット端末に学習で使用するワークシートを配信し、児童生徒がタブレットの画面上でワークシートにタッチペン等で直接書き込んだり、また、学級に入りづらい児童生徒が別室でオンライン授業が受けられたりするなどして、端末が活用されておりました。
タブレット端末と学習支援アプリを今後とも積極的に活用することを通して「主体的・対話的で深い学び」に基づく授業改善並びに誰一人取り残さない学びの保障にもつなげてまいります。
学校再編関係に関しましては、昨年4月、鴨島地区中学校統合準備委員会を設置し、鴨島東中学校及び鴨島第一中学校の統合に向けた具体的な準備を開始いたしました。去る12月には、新しい中学校の名称を「鴨島中学校」に決定したほか、制服や体操服のデザインも新調したところです。
今後、更に、校歌や校章などの具体的な内容が決まっていくこととなりますが、令和9年4月の統合に向けて、引き続き児童生徒や保護者、地域の皆様の声に耳を傾けながら、しっかりと準備を進めてまいります。
学校施設関係に関しまして、本市では、山瀬小学校体育館のみ空調設備が整備されておりますが、近年の記録的猛暑が続く状況に鑑み、すべての学校体育館へ空調設備を整備することといたしました。
また、統合中学校の校舎として利用する現在の鴨島第一中学校校舎について、照明のLED化のほか、天井や内壁・ロッカーなど、教室の内部改修を行い、生徒たちの新しい学校生活のスタートに向けて、更なる学習環境の向上を図ってまいります。
生涯学習関係といたしましては、公民館、図書館事業としまして、川島・山川公民館において、日本遺産歴史講座を開催した他、牛島・川島公民館、鴨島図書館においては、日本遺産歴史ウォークを開催し、各地域の文化資源を活用した歴史学習を行うことで、市民の皆様の郷土への愛着と誇りの醸成に努めました。
社会体育関係としましては、市制20周年記念事業として、ロンドンオリンピック柔道で金メダルを獲得された松本薫さんをゲストに迎え、日本遺産「四国遍路」「藍のふるさと阿波」を走る第22回吉野川市リバーサイドハーフマラソンを開催し、県内外から多数のランナーに参加いただき本市の魅力を発信しました。
日本遺産「藍のふるさと阿波」事業では、昨年7月に、旧富本家住宅及び旧山瀬郵便局が日本遺産構成文化財に追加認定されたほか、五九郎まつり、鴨島阿波おどり、鴨島大菊人形でのPRブース開設による本事業の魅力発信を行いました。
市制20周年事業の市史偉人編の編纂では、吉野川市にゆかりのある偉人、207名の功績を編纂し、「吉野川市の文化・教育・産業に尽くした人々」と題して1万部を作成し、市内の全小中学生に配布したほか、図書館、公民館へも配布し、郷土の歴史・文化を市民の皆様と共有することで、本市への理解と愛着とを深めるとともに、教育、地域振興等への活用を図りました。
全体では、令和8年4月1日からの全庁的な料金改定に伴う、社会教育・文化・体育施設の使用料等の見直しを行いました。このことにより、適正な受益者負担による将来にわたっての持続可能な施設運営を行って参りたいと考えます。
今後も全ての年代の方々が、参加や利用できるスポーツ、文化・芸術、生涯学習の場等を提供し、市民の皆様のより健康で、豊かな生活を目指して参ります。
教育は、一人一人の未来を切り拓き、地域社会の未来を創る営みであります。
教育委員会といたしましては、めまぐるしく変わる社会の中で、次代を担う子どもたちの生きる力を育み、安全・安心な学校環境の実現を目指すとともに、市民の方々の健康で、心豊かな生活を支援するために、職員が一致団結して、業務に取り組んで参ります。今後とも、より一層のご支援、ご協力をお願い申し上げます。
結びに、新しい年が皆さまにとりまして幸多き年となりますことを心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。
令和8年1月1日
吉野川市教育委員会
教育長 木屋村 雅信
