公開日 2013年09月26日
平成26年度から、固定資産税及び個人市県民税(普通徴収分)の前納報奨金制度が廃止になります。
廃止の理由は
1.前納報奨金制度は、昭和25年の戦後の混乱した社会、経済情勢のなかで、「税収の早期確保」や「納税意識の向上」等を目的に創設されました。
その後、60年以上が経過した現在、市民の皆様の納税意識、納税環境等も大きく変化し、金融機関窓口の増加、口座振替による自主納付の浸透により、その目的は達成されてきたこと。
2.市県民税を給与や年金から引き落とされている納税者は、前納報奨金制度の対象にならないため、不公平な制度になっていること。
3.一括納付をしたくても納税資金に余裕がない方には、前納報奨金制度の恩恵を受けられないため、納税の公平性に欠けていること。
4.県内市町村においても、多くの自治体が前納報奨金制度の廃止を行っており、県内6市においてはすでに前納報奨金制度を廃止していること。
平成26年度以降は、固定資産税及び市県民税においても報奨金は交付されませんが、 引き続き「口座振替全期登録」又は「納付書全期用」により全期分を一括して納付することはできます。 ※注意点:期別納付へ変更される場合、口座振替依頼書へ共有納付書(固定資産税)が発行されている方は、その納税義務者のとおり○○外○名と記入をしてください。 |
これまで、納期前納付にご協力いただきましたことにお礼を申し上げます。
制度廃止のご理解と、今後とも納期内の納付にご協力くださいますよう重ねてお願いいたします。