公開日 2011年07月04日
阿波富士とも言われ美しい姿の高越山(標高1,133m)から奥野々山(標高1,159m)に 通じる峰筋にあります。
面積約3haの船底形の窪地(標高 1,060m)に朱赤色のオンツツジを中心に約1,200株が 大群生しており、なかには樹齢400年を超えるものものや、高さ6mにおよぶものもあり、 一株から20数本の主幹をもつ巨大なオンツツジも多いのが特徴で、これに匹敵する群落は 西日本のどこにも見あたりません。 |
1985年(昭和60年)に「船窪のオンツツジ群落」として、国の天然記念物に指定されて います。 オンツツジは葉芽が花と同時に開くため、緑の若葉と赤い花とのコントラストが素晴らしく、 また葉や花が他種に比べて大きいのが特徴です。 葉は5~8cm卵円状で、枝先に3個輪生状につきます。 5月中・下旬には枝先に朱赤色の花が2~3個咲きます。(雄しべは10個) |
【位置】・・・・・徳島県吉野川市山川町奥野井387-1(通称・船窪)
【標高】・・・・・1,060m
【面積】・・・・・東西・約500m 南北・約60m (約3ha)
【例年の見頃】5月中旬~下旬にかけてが見頃になります。(天候により若干異なります。) |